LUNE BALEINE PARASOL - パラソルをもっと愉しむVOL.5

「バターサンドの個性は無限大!って感じました。なぜなら、LUNE BALEINEは、リキュールや食材の組み合わせが実にユニークだから」。

そう言って目を輝かせるのは、J.S.A認定ソムリエの資格をもつ西山妙弥(たえみ)さん。今回は、ワイン専門家ならではの視点で、相性ぴったりのワインのペアリングを教えていただきました。

まずはLUNE BALEINE<パラソル>の中の、お酒をきかせたバターサンド“sweets”から語っていただきましょう。

合わせる飲み物を選ぶのが楽しいバターサンドです。しっとりとしていて食べやすく、それが特別感にも繋がる。


ーLUNE BALEINE<パラソル>の味わいの印象を、お聞かせください。

バターサンドといえば、“レーズンバター”って印象が強く、同じ種類のものが箱にずらっと並ぶイメージです。だけど、LUNE BALEINE<パラソル>は、食材やリキュールの組み合わせが秀逸で、こんなにレパートリーが作れるんだって、驚きでした。

ですから合わせる飲み物は、いろいろ試したくなるんです。ワインはもちろん、ノンアルコール飲料と共に、いろんなシーンでこのバターサンドを楽しめるという発見がありましたね。


しかも袋から取り出して、ポキっとふたつに割ってシェアすることもできます。嬉しいのは、クッキー生地がしっとりとしていてボロボロ崩れにくいこと。

だから、手を汚さずにワイングラスを持つことができるんです。ある意味、ストレスフリーなバターサンド。それって、特別感にも繋がりますよね。

日常の延長にあるとっておきの時間を、さらに楽しむために。それぞれのバターサンドにオススメのペアリングを、ソムリエの目線で紹介させていただきますね!

クランベリーカシスの爽やかさと華やかな見た目には熟成感のある軽めのピノ・ノワールを。


料理やスイーツに、ワインを合わせる場合。鮮やかな赤なのか、干し葡萄のような黒っぽい赤なのかなど、色の共通項を起点にペアリングを考えることもあります。

“sweets”の1つめ「クランベリーカシス」は、ウォッカに漬け込んだ甘酸っぱいクランベリーが、いいアクセントになっていますよね。ジャムのような完熟さというよりは、フレッシュな赤い果実といった印象ですから、このバターサンドには、熟成感のある軽めの⾚ワインだなと。

例えば、フランス・ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールです。クランベリーのキュッとくる酸や、カシスリキュールの華やかな味わいに寄り添ってくれるはず。大きめのグラスに注ぎ入れ、ゆっくりと飲みながら、バターサンドを味わってみてはいかがでしょう。部屋の照明を少しだけ暗くすれば、バッチリですよ。

さらにワンランク上のスイーツ時間を楽しむなら…。

酒精強化ワインの一種である、ポートワインを合わせるのも良いでしょう。ペアリングのポイントは「クランベリーカシス」に忍ばせた、ウォッカに漬け込んだクランベリーです。

ふわっと心地いい気分になるウォッカの風味や、クランベリーの甘酸っぱさに、甘口のリッチなポートワインという至福…。個性が強い者同士ですが、だからこそ、お互いを引き立て合うのだと思います。

オレンジピールの苦味に寄り添う、自然派の生産者がつくるオレンジワイン


“sweets”の2つめ「オレンジブランデー」は、爽やかでほろ苦いオレンジピールと、芳醇なオレンジブランデーが奏でる、大人テイストなバターサンドですね!

バタークリームは、卵黄とホワイトチョコのコクを感じます。だから、⾃然派の⽣産者がつくる、骨格のしっかりとしたオレンジワインを合わせたいなと感じました。

オレンジワインとは、⽪と⼀緒に醸した⽩ワインの1種で、⽩ワインよりもコクや旨み、風味が豊かというのが特徴です。英語ではアンバーワイン、フランス語ではヴァン・グリとも呼ばれています。

なかでもイチオシは、イタリア エミリア=ロマーニャ州で造られる「アンドレア・チェルヴィーニ」の「ポッジョ・ビアンコ マルヴァジア 2020」です。


180日間という⻑期のマセラシオン(醗酵中のワインに果皮を漬け込むこと)を経て、2年熟成させたオレンジワインです。

ボトリングはノンフィルター。ですから、ブドウの全てをボトルに詰めたいという、強い意志を感じさせる、類まれなエミリア・ワインです。 

品種は、マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ100%。超熟した⻩桃やアプリコットのアロマと、カラメルが合わさったような⽢くビターな⾵味が、「オレンジブランデー」のオレンジピールの苦味にスッと寄り添います。バターサンドとワインのコクが合わさることで、ワンランク上の美味しさを体感していただける1本です。

お酒をきかせたバターサンド“sweet”に寄り添うワインは、一人の時間を、あるいは二人の時間を、ちょっとリッチな気分にしてくれるはず。

後編では、おつまみバターサンド“snack”とワインとの相性はもちろん、ペアリングをさらにジャンプアップさせるアレンジもご紹介します!


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